亜鉛 精液

重要なのはホルモンバランス!

★妊活には牡蠣エキス★

亜鉛が不足すると精液の濃度が薄くなるってホント?

精液は「量より質」

精液の成分のうち、精子の主な成分は、アルギニン・亜鉛・核酸(DNA)です。

 

亜鉛は精力増強に役立つといわれていますが、本当のところ、

亜鉛は精液の成分で、亜鉛の濃度が低下すると精液量が減り、精子の働きも鈍化するそうです。

精液成分の亜鉛の濃度を高めることで、精液量を増やすことができ、精子の活性化にもつながります。

 

成人男性が一度に射精する精液量は、

2010年にWHOが発表した新しい基準値では1.5mlとなっており(それ以前は2ml)、

多くの医療機関でも精液検査における精液量の基準値を1.5ml以上としているようです。

 

「量より質」というのは、精液にも当てはまり、

精液量が多くても精子が少なかったり、よい精子が少ないと妊娠しにくくなります。

 

精液の濃度を高くする=精子量を増やすことは、妊活では重要なポイントといえそうです。

 

40代男性は亜鉛が不足している!?

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」によると、

18〜69歳の男性の場合

亜鉛の1日に必要な摂取量は、必要量8mg、推奨量10mgですが、


それに対し、

亜鉛の1日摂取量は

20代〜60代の男性は8mg前後となっており、

推奨量の10mgより低く、最低限の量しか摂取できていません。

特に40代男性は7.8mgと成人男性の一日の亜鉛必要量すら下回っています

(厚生労働省「平成25年国民健康・栄養調査」の栄養素等摂取量より)

 

飲酒、運動、けが・病気でも亜鉛が必要・・・もちろん射精も

また、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」では、

亜鉛の耐容上限量(MAX)は45mgとなっており

推奨量と大きな差があります。 

 

精子の主成分である亜鉛は一度の射精で1mgが消費されるといわれています。

飲酒やスポーツでも亜鉛は消費されますし、

けがや病気をしたときにも亜鉛は余計に消費されます。

 

日常生活を営むだけの最低限の必要量が8mg、

射精をする場合は、1mg×回数をざっくり足してみてもよいかもしれません('ω')ノ

亜鉛を多く含む食品・食べ物にはどんなものがありますか?

亜鉛含有率ダントツトップは牡蠣!?

亜鉛は、肉類・魚介類・豆類・野菜・果物・卵など多くの食品に含有されていますが、

亜鉛を最も多く含む食品は、海のミルクともいわれる牡蠣です。

 

牡蠣には可食部100g当たり13.2mgもの亜鉛が含まれています。

 

そのほかの亜鉛を多く含む食品では、

煮干し100gに7.2mg、いりごま100gに5.9mg、牛肉100gに5.7mg、卵黄100mg4.2mgといったところです。

食パン100gでは0.8mg、お米(精米)100gでは0.6mgとわずかな量ですので、

主食ではあまり亜鉛を摂取できません。

 

牡蠣5個分の亜鉛が厚生労働省の推奨量!

毎日、牛肉100gを食べて、その他の亜鉛を多く含む食品を食べたとしても、

必要量8mgを摂取するのがやっとでしょう。

 

牡蠣のむき身が1個当たり約20gですので、

牡蠣むき身1個当たり亜鉛含有量は約2.64mg、

牡蠣3個で1日の必要量8mg、

牡蠣4個で1日の摂取推奨量10mgになります。

 

これに射精1回1mgとしたら毎日、牡蠣を5個食べるのが望ましいといえるかもしれません。

しかし、毎日、牡蠣を5個食べるのは現実的ではありません。

 

亜鉛の過剰摂取は気にしなくてよい!?

しかも、亜鉛は体内に貯蔵することがでず、

余剰な亜鉛は便や尿とともに排出されてしまうため、

毎日摂取する必要があります。

 

ただし、一日の摂取量が50mgを超えると銅の吸収が抑制されますので

長期的に大量に摂取すると貧血や骨粗しょう症などの原因になることがあります。

 

したがって、耐容上限量(MAX)45mgを超えない範囲であれば、

サプリメントなどで、積極的に摂取したほうがよさそうです。

 

ちなみに急性中毒を起こすといわれている量は2g=2000mgです。

 

食品やサプリメントからでは摂取不能ともいえる数値ですので、

サプリメントによる過剰摂取の心配は不要といってよいでしょう。

亜鉛サプリメントは牡蠣サプリメントがよいですか?

精子の主成分は亜鉛とアルギニン!

精子の重要な成分は亜鉛とアルギニンです。牡蠣には、アルギニンも含まれています。

 

アルギニンの食品100g当たり含有量は、

クラチャイダム148mg、にんにく1000㎎、マカ610mg、牡蠣300mgと、

他の強壮食品と比べると少ないですが、

亜鉛とアルギニン、は、同時に摂取することで、吸収率が高まります。

 

もともと同じ食品中に含まれている亜鉛とアルギニンであれば、

なおさら相性が良いことは想像に難くありません。

 

さらに、牡蠣には、アルギニンの吸収を促進するビタミンB6も含まれています。

また、アルギニンは、肉類・魚類・豆類に多く含まれており、

食品100g中のアルギニン含有量は1000mg以上ですので、

アルギニンについては、肉・魚・豆をしっかり食べることで十分補給できそうです。

 

亜鉛を補給するなら亜鉛単独で補給するのではなく、

他の有用成分との相関関係も考慮して、

体が受け入れやすいかたちを選びたいものです。

 

精子はつくるのに3か月かかる!

また、精液は都度、生産されますが、

精液の成分である精子の生産には約3か月かかるそうですので、

亜鉛サプリメントを試すなら3か月は様子を見たほうがよいでしょう。

亜鉛が不足するとどんな欠乏症が生じますか?

亜鉛欠乏症

生殖機能障害

亜鉛は、男性ホルモン・女性ホルモンの分泌を促進するため、

亜鉛が欠乏すると、男性では、精液や精子の減少、勃起障害、前立腺肥大、

女性では、月経異常や不妊症などの原因となります。


そのほかにも、亜鉛は、さまざまな体内酵素の働きに関与しているため

不足すると様々な症状を引き起こします。

糖尿病

血糖値の上昇を抑えるインシュリンを体内で合成するのに亜鉛が不可欠です。

胎児を含む発育障害

核酸(DNA/RNA)合成酵素をはじめ、細胞分裂のために必要な酵素の材料となっているため、

亜鉛が不足すると、

子供の場合は、胎児も含めて、発育不全など成長障害が起こりえます。

神経障害

亜鉛は、脳を含む神経伝達にも関与しているので、

亜鉛不足は、学習障害やうつなどの神経障害の原因にもなります。

免疫力の低下

免疫力の向上にもかかわっているため、風邪をひきやすくなったり、感染症にかかりやすくなったりします。

けがなどからの治癒の遅れ

細胞の修復機能も低下するため、傷などの治癒回復の遅れなどもみられます。

視覚障害

亜鉛は、網膜の機能維持にもかかわっているため、亜鉛の欠乏は、

夜盲症(とりめ)や色盲などの視覚障害の原因にもなります。

皮膚・爪・毛髪の異常

亜鉛は、タンパク質の合成や細胞分裂に関与しているため、

皮膚の乾燥や抜け毛、爪の異常などのトラブルの原因になります。

味覚異常

味覚を感じる舌の器官である味蕾の代謝が滞り、味覚異常になります。

 

また、亜鉛は、運動などにより汗をかくと排泄量も多くなります。

スポーツをするときには、消費するエネルギー量に応じて亜鉛を摂取する必要があります。

亜鉛は精液の成分以外にどんな効果がありますか?

亜鉛は、男性だけでなく女性や子供にも重要なミネラルです。

 

妊婦は亜鉛が多く必要!

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要」によると、

18歳以上の女性の一日における亜鉛の食事摂取基準は、

必要量6mg、推奨量8mg、耐容上限量(MAX)は35mgとなっています。

 

さらに、妊婦は+2mg、授乳婦は+3mgを付加することが推奨されています

つまり、妊娠中の女性は1日10mg、授乳中の女性は11mgの亜鉛摂取が

厚生労働省のおすすめということです。

 

亜鉛という微量ミネラルは、体内酵素300種類以上の活性化に関与していて、

細胞分裂(DNA・RNA合成)、成長ホルモンの機能維持、骨の成長、傷ついた組織の回復、

コラーゲンの合成、アルコールの分解、活性酸素除去、唾液の分泌、生体膜の安定化、

免疫力向上、網膜の機能維持、血中コレステロールの調整、中枢神経の維持形成、

二酸化炭素の移送などを担う酵素の働きを助けています。

 

つまり、体の成長や健康維持、美肌・育毛、老化防止、子孫繁栄に不可欠のミネラルなのです。